2011年
7月
25日
月
去る7月18に、理系女子カフェ@講談社が開催されました。
テーマは、「ケジョだからできる! 科学のおもしろさを伝える~サイエンスコミュニケーション、科学絵本の読み聞かせ~」でした。
ゲストとして、科学絵本の読み聞かせの会「ほんとほんと」の代表吉田のりまきさんにご講演をいただいたのですが、その時に、たくさんの科学絵本をご紹介いただきました。ほんとほんとさんは、単なる読み聞かせをするだけでなく、読み聞かせと実験を組み合わせ、子どもたちに科学のおもしろさを伝える活動をされています。
ワークショップでは、「みずたまレンズ」という本を題材に、どのような実験・観察を行なえば、子どもたちに伝わるのかということをグループごとに考えました。「みずたま」からレンズという光学系へも展開できますし、みずを落としてはじいてみずたまができる素材のものはどんなもの?という風に材料系へも展開できます。一つの絵本で、世界が広がるということを実感したのでした。
では、当日、色々ご紹介していただいた科学絵本をご紹介します。
だいこんだんめん れんこんざんねん (かがくのとも絵本)
加古里子 (著) 福音館書店
だんめんっておもしろいですよね。
いつもはお母さんにきってもらってでてくる果物の断面って意外と子供たちしらないんです。
よわいかみ つよいかたち (かこ・さとし かがくの本)
かこ さとし著 童心社
だいず えだまめ まめもやし (かがくのとも特製版)
こうや すすむ著 なかじま むつこ (イラスト) 福音館書店
子どもたちに大人気の本だそうです。
たねが とぶ (かがくのとも傑作集)
甲斐 信枝 (著) 福音館書店
(作者から @Amazon)
植物は、たねを散らすことで移動し、その分布を広げます。綿毛を風にのせて飛ばすもの、さやの弾力で飛ばすもの。身近な雑草を例に、たねの散布の工夫を楽しく描きます。
読んであげるなら:4才から
自分で読むなら:小学低学年から
理科読をはじめよう――子どものふしぎ心を育てる12のカギ
滝川 洋二 (編集) 岩波書店
その他にも、絶版になっていて、現在は取り扱いのないものもありますが、以下の本が紹介されました。
◇ふしぎないろみず (1981年) (ぼくのさんすう・わたしのりか)
大竹 三郎 (著)
◇ いとでんわ (なぜなぜはかせのかがくの本 (1))
小林 実 (著)
◇音をつくろうでんわをつくろう (かがくであそぼう)
大竹 三郎 (著), あさの りじ (イラスト)
↓ 他にも色々あります!