先輩リケジョが集まって、自分の思い出の一冊や、進路を決める決め手になった本、後輩に是非すすめたい本などについて語り合う「理系女子Books Café」のレポートをお届けします。

理系進学を考えている皆さんの、将来や進路へのヒントがいっぱいです!

 

2011年

10月

21日

科学本を語る女子会★ @芸工展(谷根千)

10月12日に「科学本を語る女子会@芸工展(谷根千)」が、根津のみのりCafeで開催されました。

 

その中で紹介された本を、ご紹介します。

興味深い本ばかりで、ぜひ、ご興味のあるかたは、お読みください!

『業火 』(講談社文庫)
 パトリシア・コーンウェル (著)
 相原 真理子 (翻訳)

 

0歳の女性検視官が活躍して事件を解決していくストーリー。
彼女の忙しい仕事ライフがわかる。また、管理職としての研究者や政治家とかのからみがわかり、今後の自分のことを考えると、ロールモデルとして元気をもらえるような感じ。忙しいときにもがんばりたいと思える。
そうは言っても、そんな風に難しく考えなくても楽しく、一気に読める本。

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2011年

8月

23日

8月の理系女子カフェでビブリオバトル行いました!

8月19日に、理系女子カフェ@新宿が開催されました。

そこでのプログラムとして、関西支部でも行なわれたビブリオバトルをやってみました!

 

事務局Yは、初めてだったのですが、、、やってみて。。。  意外と難しいです。

講談社のTさんもおっしゃってましたが、今回のようにあまり対象本のテーマも設定されず、お互い初対面的なアウェイの場では、「共感」を得るのがすごく難しいです。これを克服するのはプレゼン力、アドリブ力、構成力、または司会のファシリテーター力?

私自身としては、プレゼンテーターとしては、本の内容の一部を少し掘り下げてアピールしないと、本の内容やよさが理解されないんだなと反省。つい、本に対する自分の思いや思い出ばかりを言ってしまいがちです。

「問いかけをしながら共感を得るというのがいいのでは」というのが、講談社Tさんのアイデアです。

即興のよさをいかしつつ、共感を得るようなプレゼンをする。。実は、かなり高度なことなんだなと実感しました。

 

また、3分というのは意外と長く、意外と短く、すごく扱いにくいタイムスパンであるように感じました。講談社のYさんもおっしゃってましたが、ビブリオバトルをすると、その他のビジネスシーンなどでも「3分で説明する」ことの訓練になるような気もします。

 

また、書評合戦と聞いて最初は、本の内容の紹介かと思ったが、意外と発表者の人となり知ることができたという感想も頂きました。紹介された本も、その人の属性にそったものだったような気がします。まさに、これがビブリオバトルの醍醐味でもあります。「人を通じて本を知る。本を通じて人を知る!」

 

ビブリオバトルの方法自体は、いたって簡単で、それぞれが持ち寄った紹介したい本を3分で紹介(レジュメなどは使わない)、3分質疑応答を行い、最後に、それぞれのプレゼンを聴いて、読みたくなったのかを選び、支持数が多かった本が「チャンプ本」となります。

今回は、時間管理としては、iphonのタイマー機能を使いました。本当はみんなに見えるような大きなタイマーがあるといいのでしょうが、少人数では、これで十分機能を果たします。また、プレゼンテーションの時間や質疑応答の時間も厳密に行ないました。

今回の反省も活かし、理系女子100冊サイトもあることですし、リケジョカフェの中でも、取り入れたいと思います。ちなみに、10月の理系女子カフェで、ブックトークも検討しています。

 

 

なお、今回紹介された本は、以下の3冊です。(今回は、都合で3冊でしたが、最適なのは6冊(6名)程度と言われています)

みなさんは、どの本を、チャンプ本として選びますか?

 

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2011年

7月

25日

科学絵本読み聞かせ会「ほんとほんと」紹介の科学絵本

みずたまレンズ (かがくのとも傑作集 どきどきしぜん)今森 光彦
みずたまレンズ (かがくのとも傑作集 どきどきしぜん)今森 光彦

去る7月18に、理系女子カフェ@講談社が開催されました。

テーマは、「ケジョだからできる! 科学のおもしろさを伝える~サイエンスコミュニケーション、科学絵本の読み聞かせ~」でした。

 

ゲストとして、科学絵本の読み聞かせの会「ほんとほんと」の代表吉田のりまきさんにご講演をいただいたのですが、その時に、たくさんの科学絵本をご紹介いただきました。ほんとほんとさんは、単なる読み聞かせをするだけでなく、読み聞かせと実験を組み合わせ、子どもたちに科学のおもしろさを伝える活動をされています。

 

ワークショップでは、「みずたまレンズ」という本を題材に、どのような実験・観察を行なえば、子どもたちに伝わるのかということをグループごとに考えました。「みずたま」からレンズという光学系へも展開できますし、みずを落としてはじいてみずたまができる素材のものはどんなもの?という風に材料系へも展開できます。一つの絵本で、世界が広がるということを実感したのでした。

 

 

では、当日、色々ご紹介していただいた科学絵本をご紹介します。

 

 

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2011年

6月

06日

理系女子の生き方  理系女子Books Café @つくば レポート その5

3月に行なわれた理系女子Books Caféの参加者の皆さんの理系女子的生き方をご紹介する最終回です。

 

筑波大学の生物学類は、約半数が女子で、理系の中では女性比率が高い方です。ですから、大学に入ってから「リケジョ」として特別なことを感じることはほとんどないそうです。

しかし、山口さんがおっしゃっていたのですが、大学院までは女性も多いが、女性は大学院卒業すると研究者にならないことが多く、卒業すると「リケジョ」の孤独を感じてしまうそうです。筑波大学の生物系では、女性の教員は全教員 60 人中2人しかいません。 アカデミックの分野では、未だ身近にあまりロールモデルがないような状況で、大学院生だった山口さんは、学会などで女性の研究者の方にお会いすることがあれば積極的に話しかけてお話を聞くようにしているそうです。

ですから、リケジョプロジェクトについても、「先輩リケジョ」って先輩にしかなれないんですか?と訊かれました。中高生でなく、自分たちも、理系の女性から教えてもらいたいとおっしゃっていました。そういう意味でも理系女子Café、、がんばりたいです。

 

また、子育てと研究についてもお伺いしてみました。

 

島田さんは、3歳のお子さんがいらっしゃって、平日8時から18時まで保育園に預けているそうです。週末は、大学の規定の勤務体制ではお休みということになるので保育園には預けられないのですが、現場の研究者は土日祝日関係なく働かなければならない時もあるので、子供同伴で研究室に行ったり、地域のファミリーサポートを利用したりベビーシッターさんを個人で雇って対応しているそうです。

 

島田さんや山口さんが採用されている日本学術振興会の特別研究員には最大1年間の産休/育休制度があります。研究職の中には、研究費の予算執行期限が限られているために研究員が十分な産休/育休をとれないものもあるそうで、研究と育児を両立していくためには産休/育休制度が確保できる職を得ることが重要です。お二方は研究も続けたい!子供も産み育てたい!と両方の願いを叶えるために(欲張り?)、数年前から計画してきた道を着実に歩んでいらっしゃいます。この人生設計の緻密さも、リケジョではないでしょうか。子育てと研究や仕事の両立させるためには、パートナーの理解と協力は一番ですが、やはり、人生設計というのも大事なんだなと感じた次第です。

「理系の女の生き方ガイド」宇野 賀津子(著) 坂東 昌子 (著) (ブルーバックス:講談社)
「理系の女の生き方ガイド」宇野 賀津子(著) 坂東 昌子 (著) (ブルーバックス:講談社)

 

理系女子の100冊でも推薦されている講談社のブルーバックス「理系の女の生き方ガイド」は女性研究者の黎明期を乗り切った武勇伝とも呼べるもので、理系女子のロールモデルが未だ少ない中で、「リケジョのバイブル」として結構皆さんに読まれています。

 

島田さんは、この本を大学生の時に読んで、研究も子育ても自分の考え次第で乗り切れるという柔軟性を学んだそうです。旦那の転勤、子供の急病、両親の介護、天災人災等々、人生何があるかわかりません。時には大好きな研究をやめなければならないかもしれないけれど、理系ならその時々に応じた選択肢の幅が広がります。尾嶋さんはまさにそうで、家族を大事にしながら、日本でもアメリカでもいろんなことにチャレンジして自分の輝ける道を常に模索しています。

 

 

島田さんや山口さんのように、若手の研究者として、母として、妻として、毎日輝いている方は全国に大勢いらっしゃることと思います。平成版の「理系の女の生き方ガイド」もあってもいいんじゃないですか~、講談社さん~。

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2011年

5月

31日

Rikejoコミュ!@大同大学

5月29日(日)に、愛知県にある大同大学で、Rikejoコミュ!が開催されました。

Rikejo コミュの様子は、こちらのレポートをご覧ください。

http://www.rikejo.jp/blog/rikejoinfo/?p=1140

 

 

ここでは、Rikejoコミュで、参加された先輩リケジョの方々から紹介されたお勧めリケジョ本をご紹介します!

Aさんのお勧め本は、

「ちょっとわかればこんなに役に立つ 中学・高校数学のほんとうの使い道 」

(じっぴコンパクト新書 76) [新書]  京極 一樹 (著) 実業之日本社

です。

数学って、小学校までの算数ができれば生きてはいけるとは思ってしまい、高校でならう微分積分などを学ばなくてもいいかな?と思ったことありませんか?この本は、そう思ったときに手にとってもらいたい本だそうです。この本を読むと、生活のおもしろいところで数学を使っている!使えるということがわかるそうです。例えば、月の上でゴルフをしたらどのくらい飛距離が伸びるかとか。

大学で習う式も載っていますが、そこはよみ飛ばして、数学のおもしろさを感じてもらえればいいとのことです。

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2011年

5月

30日

理系女子の生き方  理系女子Books Café@つくば レポート その4

筑波で行なわれた理系女子Books Caféの参加者の皆さんの理系女子的生き方をご紹介する第4弾です。今回は、学生さんのお二人をご紹介します。

 

4人目は、國分さんです。國分さんは、生命環境科学研究科生命共存科学専攻のD1(博士課程1年生)で、ご専門は環境藻類学。バイオ燃料産生に向けて、主にオイルを産生する藻類を対象として研究されています。原発問題もあり、我が国のエネルギー問題については議論されているところでありますが、最近、注目されている研究分野だそうです。

國分さんも、東京の某名門女子校の出身で、大学はエスカレーター式に系列大学に進みましたが、どうしても研究が続けたいということと、親元を離れてみたい!という東京に実家のある女子の共通の願い(?)もあって筑波大学の大学院に進学されたそうです。

もともと、生き物は好きで漠然と生物やってもいいかもくらいには思っていたそうですが、中学生高校生から絶対にリケジョに!といったつもりはあまりなかったそうです。ただ、高校の生物授業の「実験」で、生物のおもしろさ、不思議さを知り、また、特に実験を指導している先生ご自身が楽しそうに生き生きとしてらっしゃるのを見て、先生をそうさせる「生物」という学問をもっと知りたくなり、その方向に進学することにしたのです。ここが一つのリケジョポイントですね。学校の先生の授業や実験がおもしろくて、その教科を専門にする。これも一つの出会い方ですよね。

しかし、その時は、動物系をやるつもりだったそうで、藻類をやるとは夢にもおもっていなかったそうです。「藻」との出会いは、大学での実験だそうです。ミカヅキモの実験だったそうですが、それがすごくおもしろくて、、、動物のことを忘れて、卒業研究は絶対にこれをやりたい!と思い、最終的には「藻」の研究を目指すこととなったそうです。まさに一期一会だとおっしゃっていました。これが二つめのリケジョポイントですね。大学に入ってみたら、興味が変わる、、、こんなことも全然アリ!です。

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2011年

5月

17日

理系女子の生き方  理系女子Books Café レポート その3

3/31に行なわれた理系女子Books Caféの参加者の皆さんの理系女子的生き方をご紹介する第三弾です。

今回ご紹介するのは山口さんです。山口さんは、この3月で生命環境科学研究科構造生物科学専攻の博士課程を終えられて、4月より国立環境研究所で研究をさ れています。山口さんの専門は植物系統分類学で、微細藻類の新種に名前をつける研究、ハテナと呼ばれる動物から植物になる単細胞生物の研究などをされてい ます。山口さんは学長賞を取られるような優秀な方です

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2011年

5月

02日

理系女子の生き方  理系女子Books Café@つくば レポート その2

前回に引き続き、3/31に行なわれた理系女子Books Caféの参加者の皆さんの理系女子的生き方をご紹介します。

 

次にご紹介するのは、筑波大学生命環境科学研究科でポスドクをしてらっしゃる島田さんです。島田さんは、日本学術振興会の特別研究員 SPD(スーパーポスドク)です。SPDは、化学、生物、工学、数物系科学、農学、医歯薬学、人文学、社会科学などの各分野で年間数名ずつしか採用されない超難関のポジションです。島田さんは生物学の分野で、ステロイドホルモンの合成に関わる遺伝子の解析をされています。

 

島田さんは京都大学の理学部のご出身で、京都大学大学院生命科学研究科で博士課程を修了後、同研究室の先輩と結婚し、夫婦で米国イエール大学に留学されました。その後、だんなさんが、筑波大学の助教になられたので、家族で一緒に住めるようにと日本で職を探した結果、SPD としてだんなさんと同じ大学で研究をすることになったそうです。

 

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2011年

4月

18日

理系女子Cafe@神戸

2011年4月9日、神戸・三ノ宮にて、理系女子Cafeが開催されました。

関西地区のリケジョ11名が集まり、本の話はもちろん、中高生に伝えたいことや理系の魅力、男女の壁・・・など、ホンネで語り合ってきました。

そもそも、理系女子だからって、特別にわける必要があるの?という疑問に、参加者の一人が

「私もずっとそう思っていました。でも、後輩が、男子ばかりの環境の中で辛くなってやめてしまって、すごく残念だった。そのときやっぱり「リケジョ」で集まって何かをやることに意味があると思った」と話してくださいました。

 

自己紹介や本の紹介、ワールドカフェの様子は、Toggterのまとめ、ワールドカフェのメモをご覧ください!

 

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2011年

4月

14日

理系女子の生き方  理系女子Books Café@つくば レポート その1

今日は、3月31日に、つくばで行なわれた理系女子Books Cafeについて、ご報告します。

 

Books Caféは、先輩リケジョの皆さんから、中高生の皆さんにお勧めする本をご紹介していただくものなのですが、参加された先輩リケジョの方の「どうして今の専攻を選んだのか」「女性が仕事としての研究職をするって?」「同業者のだんなさんって??」といった、理系女子としての生き方のお話の方が、盛り上がってしまったので(^_^;)、ここでは、それを中心にレポートします。

 

みなさん前からのお知り合いだったのですが、今まで、改めてこのような話をしたことがなかったそうで、今回「すごく楽しかった」「参考になった」という感想を頂きました。やっぱり、理系女子Café開催する意味ってすごくあると思います。小さくてもいいので、全国様々な場所で開催して行きたいと思います。





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2011年

4月

09日

河合塾×Rikejo 理系女子「リケジョのホンネ」セミナー

少々遅くなりました!

イベント報告レポートです。

 

4月9日(土)、河合塾×Rikejoのイベントを行いました。

場所は神戸・三ノ宮の河合塾校舎。

理系を目指す女子高校生たちが、先輩理系女子たちからお仕事紹介や、リケジョの生活のホンネを聞けるイベントです。

 

まずは先輩リケジョの皆さんに集合いただき、簡単な打ち合わせ。

そして、高校生たちも到着。

各テーブルに、先輩と高校生が混ざって着席し、セミナー開始です。

 

最初は「皆さん、数学は好きですか?」という問いかけから始まりました。

理系だから数学が好きで当然?かと思いきや、先輩リケジョの方でも、数学は苦手という方も。

でも、全体では好きな人が多かったかな?

 

次に、理科の中で何が好きですか?という質問には、地学・物理・生物・化学で皆さんわかれました。

それぞれ、どうして好きか?の理由を、先輩も高校生も答えていくのですが、なかなか皆さんおもしろい!

「物理をものにすると、便利なものができる!物理が固まって便利なものができる!」(物理好き・先輩)

「生物。神秘的。学んでも学んでもあけたら違う!それが楽しい。」(生物好き・先輩)

「化学。実験が好き。性質が変わったり、もともとなかったものができたりするのが面白い」(化学好き・高校生)

社会人・大学院生・高校生皆さん、「あ、そうそう!」という感じでさっそく「リケジョな共通点」発見という感じです。

 

そして、それぞれの先輩が、自己紹介をかねて、高校生たちへのお薦めの本を紹介してくださいました。

 

【ご紹介いただいた本】(ブクログの本棚はこちら)

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Rikejoは、リケジョ(=理系女子)を応援するプロジェクトです。先輩リケジョから中高生たちへおススメの本を伝えたい!先輩同士でも本について盛り上がりたい!ということで理系女子の100冊サイト、スタートしました!

もっと詳しく知りたい人

2013年 3月4日

 特集ページ(数学特集)開設しました!

 

※100冊ライブラリーは随時更新中!